色が選べないのはなぜ?

今日から3回に分けて

「わたし、なんで洋服が選べないの?」というお話をしていきます。
 前回のブログ・・・http://rikuko.jp/2161

わたしのコンサルにお越し下さった、少数派の”色を楽しんでいるお客様”
色に対して抵抗がある人と、いったいどこが違うんだろう、と疑問に思い、コンサルの度にいろいろ質問してみたところ、みなさん、共通点があったのでした。

それは、
「小さい頃、たくさんの色と接してきたから」
ということでした。

 

ある方は、お母さんが洋裁の仕事をしていて、いつも端切れの布で遊んでいた、と仰っていました。

またある方は、お母さんが絵を描くのが趣味で、自宅に絵画の本がたくさんあり、その絵画の本をいつも絵本代わりに見ていた、とのことでした。

なるほど。
小さい頃から沢山の色に囲まれて育つと、色に対して抵抗がなく育つのかも。
そんな風に仮説をたてていたとき、ある講演会に参加しました。
特段、色の話ではなかったのですが、その中で講師の先生が、
「子供の色彩感覚は小学校に入るまでに大体決まる」と、わたしが感じていた事をズバッと決定づけるお話をしてくれました。確定ボタンです笑。

その後いろいろ調べてみたら、やはりその通り。

参考までにこの時の豆知識ですが、中学生の制服がなぜあるのか、なぜ色は紺や黒なのかというと、勉強に集中するため、が理由なのだそうです。
納得!

ということで、もしあなたが色や柄に抵抗があるならば、それはあなたの問題ではなく、幼いころに、色や柄に接していなかった可能性があります。

両親がいつも黒や紺、グレーなどの定番カラーしか身に着けていなかったら、その子供が大人になって、急にカラフルな色を着ようとしても、そりゃ無理でしょ、って思いますよね。

そして、両親だって、その親が色物を身に着けていなかったら、もちろん着れないはずです。
そう考えると、色が選べないのは、あなたのせいではなく、もうどうしようもないことだったのかもしれませんね。家系だったのですから!


そしてもしも、小さい子供さんをお持ちの方は、今から沢山に色に触れさせてあげるとこれから色彩感覚が育ちそうですよ(^^)


明日はわたし自身が「なぜ洋服を選べなかったのか」子供のころのエピソードをお話しようと思います。

それではまた明日。